著名人の住まい ファッション|YAECA 服部哲弘さん・服部恭子さん
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名作住宅を住み継ぐ
服やうつわ、日用の道具を手がけるブランド「YAECA(ヤエカ)」の服部哲弘さんと服部恭子さん。2人は、名のある建築家が設計した住宅を手に入れ、手を入れながら住み継いできた。雑誌やその動画で紹介された住まいから、古い家と、長く使える道具との付き合い方を見ていく。
1吉村順三の家を、ギャラリーに
鎌倉に、建築家・吉村順三の設計で1974年に建てられた住宅がある。この家を服部哲弘さんが所有し、建築家の中村好文に修復と改修を依頼した。茶室は、吉村の設計のもと、京都の数寄屋大工・中村外二の工務店が手がけたものだ1。
いまこの家は、YAECAが運営するギャラリー「ink gallery」になっている。ふだんは公開していないが、春と秋を中心に年に一、2回ほど公開される1。
2建築家夫婦の自邸に住む
2人がいま住まいとしているのは、建築家の高橋公子さんが、夫の高橋鷹志さんとともに設計した自邸「管の家」だ2。建築の専門誌では「設計と生活が一つになった鉄のカゴの自邸」として紹介された家である3。2人はもともと吉村順三の家に住んでいたが、この家を紹介されてひと目で惚れ込み、住まいを移した。その様子は Casa BRUTUS 2025年2月号で紹介されている2。
3思い出とつながる道具
雑誌『&Premium』(2025年9月発売の号)は、服部恭子さんの住まいを映像で紹介している。映るのは、シェーカーの家具や収納の道具、アンティークの布、煤竹(すすたけ)の箸、北の土地を撮った写真集、そして庭。どれも、思い出とつながった美しいものだという4。
床に敷くものにもこだわりがある。YAECAは山形県の敷物メーカー、山形緞通と組み、グレーとベージュを基調にした手織りのウールの絨毯「NEW CRAFTON」をつくった(2023年)。YAECAが色を監修し、山形緞通が織る。現代の住まいになじむ、落ち着いた色の敷物だ5。
4自分の家に取り入れるなら
新しく家を建てるときでも、「長く住み継がれてきた家」から学べることは多い。流行ではなく、手入れしながら使い続けられる素材と形を選ぶこと。家具や道具は、まとめて買いそろえるより、思い入れのあるものを少しずつ迎えること。
住宅プランナーの記事「名作住宅に学ぶ」では、吉村順三と同じ時代の建築家の自邸を取り上げている。自動設計の「小さな総2階と吹抜け」や「縁側で風を通す平屋」は、そうした名作の考え方を型にしたものだ。
名作に学んだ型で、叩き台を描く
住所と家族の人数を入れると、この型で叩き台を描き、建つ見込みと金額の幅を示します。
「縁側で風を通す平屋」で設計する注
- 「ink gallery」おにわさん。吉村順三の設計(1974年)、中村好文による修復・改修、中村外二工務店の茶室、公開の時期。https://oniwa.garden/ink-gallery-kamakura/
- Casa BRUTUS 2025年2月号『新築? リノベ? 家づくりの選択肢。』の内容を紹介した記事(Heritager.com)。https://heritager.com/?p=102763 号の案内 https://casabrutus.com/categories/architecture/436318
- 「管の家 設計と生活が一つになった鉄のカゴの自邸」国立国会図書館サーチ(雑誌記事の書誌)。https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6378471
- 「〈ヤエカ〉服部恭子さんの住まいへ。」&Premium(2025年9月)。https://andpremium.jp/movies/om-12/
- 「YAECAの2人が語るモダンで心地いい“じゅうたん”論。」Casa BRUTUS。https://casabrutus.com/categories/design/392997
この記事について
雑誌と、その雑誌が公開した動画・記事で紹介された内容だけをもとに書いています。住所や建物名など、住まいの場所につながる情報は載せていません。ご本人の家の写真は載せていません。写真は、Unsplash にある自由に使える写真で、雰囲気の近いものを選んだイメージです。図は住宅プランナーが描いたもので、ご本人の家の図面ではありません。
2026年9月27日確認
国・自治体とは関係のない、民間のサービスです。