著名人の住まい 料理|ボビー・フレイ(料理人)
No.6 / 49
キッチンだけは変えなかった
アメリカで知らない人はいない料理人、ボビー・フレイ。10年以上暮らしてきたニューヨークのロフトを半年かけて改装し、2025年9月、Architectural Digestの「Open Door」で公開した。面白いのは、料理人の家なのに、キッチンにはほとんど手を入れなかったことだ。
1「好き」から「大好き」へ
広さは約3800平方フィート(約350平方メートル)、天井高は14フィート(約4.3メートル)。古い倉庫の骨格を残したロフトだ。改装はオリヴィア・ジェーン・デザインが手がけた1。
動機について、フレイは「この部屋は好きだった。でも、大好きになりたかった」と話している1。色は暗めであたたかく、家具はヴィンテージを中心に選ばれた2。
2手を入れなかったキッチン
キッチンはヘンリービルトのキャビネットで、アイランドは以前に自分で延長したもの。今回はトム・ディクソンの「Press Sphere」のペンダントと、フォー・ハンズのカウンタースツールを加えただけだ。「皮肉なことに、キッチンはほとんどそのままなんだ」とフレイは話す1。
リビングの主役は、オランダから持ち込んだヴィンテージのシャンデリア。乳白ガラスの球が40個、真鍮の腕の先に灯る。その下を、チョコレート色のヴィンテージのソファ、デ・セーデの「DS600 ノンストップ」が曲がりながら伸び、キッチンとリビングのあいだの動きをなめらかにしている。浴室には、5種類の大理石が使われている1。
3自分の家に取り入れるなら
料理をする人の家で先に決めるべきなのは、キッチンの位置と大きさだ。家具やシャンデリアはあとから替えられるが、アイランドの長さや、キッチンとリビングのつながり方は、間取りと配管で決まってしまう。フレイのキッチンが10年たっても古びなかったのは、最初に自分の使い方に合わせてつくり込んでいたからだろう。
アイランドの真上にペンダントを吊るなら、その取付口も工事の段階で決まる(「まぶしさのない光」参照)。住宅プランナーの「大きなLDKの家」なら、南の面をまるごとLDKにして、キッチンとリビングをひと続きにした広いLDKの叩き台がすぐに描ける。
キッチンとひと続きのLDKを描く
住所と家族の人数を入れると、この型で叩き台を描き、建つ見込みと金額の幅を示します。
「大きなLDKの家」で設計する無料。最終的な間取りと金額は住宅会社が決めます。
注
- Keith Flanagan「Tour Chef Bobby Flay’s Refreshed Apartment」Architectural Digest(2025年9月2日)。広さ、天井高、改装、キッチン、照明、家具、大理石、本人の言葉。https://shopping.yahoo.com/home-garden/home-decor/articles/tour-chef-bobby-flay-refreshed-160000199.html
- 「Inside Bobby Flay’s Stylish NYC Home | Open Door」Architectural Digest(YouTube)の概要欄。https://www.youtube.com/watch?v=HkfO1alRWoM
この記事について
本人が出演して公開した動画と、その紹介記事の内容だけをもとに書いています。住所や建物名など、住まいの場所につながる情報は載せていません。ご本人の家の写真と図面は転載せず、公式の動画を紹介しています。載せた写真は、Unsplash にある自由に使える写真で、雰囲気の近いものを選んだイメージです。図は住宅プランナーが描いたもので、本人の家の図面ではありません。
2026年9月27日確認
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